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2026.02.17

その他

金型修理を早く進めるために|最初の連絡で共有してほしい情報とは

金型修理に必要な情報とは?

迅速な対応のために最初のご連絡時に共有してほしいこと

金型が破損した、製品に不良が出始めた。

そんなとき、多くの方がまず考えるのは

「とにかく早く直してほしい」

ということだと思います。

私たちも、できる限り迅速に対応したいと考えています。
そのために重要なのが、最初のご連絡時にどのような情報を共有いただけるかです。

この記事では、金型修理に必要な情報を整理します。

なお、下記に述べる情報は間違いなくあれば有用なものです。

しかし一方で、古い金型では図面が残っていないということもよくあります。
わからない、情報がない事項については、「わからない」「不明」「図面なし」というような形で情報を提供していただければと思います。

はっきりと「その情報はない」と言ってもらったほうが、無回答より何倍も有用な情報です。


 

なぜ「金型修理 必要情報」が重要なのか?

修理開始までに時間がかかる理由の多くは、

  • 状況の確認に時間がかかる

  • 情報のやり取りが複数回発生する

  • 現物を見ないと判断できない

といった“情報不足”に起因します。

最初の段階で必要な情報が揃っていれば、

  • 修理方法の事前検討

  • 概算見積の早期提示

  • 設備・人員の事前手配

  • 作業段取りの前倒し

が可能になり、修理開始までの時間を短縮できます。

金型修理に必要な情報【3つのポイント】

① 症状:いま何が起きているのか

まず最も重要なのは、現在発生している症状です。

共有いただきたい内容は例えば次のとおりです。

  • 不良内容(金型の破損、部品のバリ、寸法不良など)

  • 良品と不良品の比較写真

  • 不良発生の頻度(毎回か、十個に一個程度等)

  • 金型の破損箇所の写真

特に有効なのは、良品と不良品の比較写真です。

言葉だけでは伝わりにくい差異も、
写真があれば原因推定の精度が大きく向上します。

② 金型自体の情報:どのような金型か

次に重要なのが、金型の基本情報です。

  • 単発型か順送型か

  • サイズ・重量

  • 材質

  • 図面(金型自体の図面、生産する部品の図面等)

  • 金型の写真(各側面からとった写真)

金型修理に必要な情報として、
金型の基本スペックは非常に重要です。

そもそも、金型が大きすぎて私たちでは対応できないかもしれません(私たちが対応可能な金型についてはこちらをご参照ください。

修理できる、できないの判断のためにもこれらの情報をできる限りご提供いただければと思います。

③ どうしてほしいのか:目的と納期

意外と抜けやすいのが、この部分です。

「修理してほしい」という依頼でも、

  • 応急処置でライン復旧を優先するのか

  • 恒久対策まで行うのか

  • 改造を含めるのか

  • 新規製作を検討するのか

によって対応は変わります。

さらに重要なのが納期です。

  • 今週中に復旧させたい

  • 次ロットまでに改善したい

  • 来期に改造を検討したい

目的が明確であれば、
最適な修理プランをご提案できます。


 

情報が揃うと、何が変わるのか?

金型修理に必要な情報が初期段階で共有されると、

  • 初回回答が早くなる

  • 修理方法の判断が早くなる

  • 見積提示が早くなる

  • 実作業への移行が早くなる

結果として、ライン停止時間の短縮につながります。


 

まとめ|金型修理を早く進めるために

金型修理に必要な情報は、大きく分けて次の3つです。

① 症状(何が起きているか)
② 金型情報(どんな金型か)
③ 目的・納期(どうしてほしいか)

最初のご連絡時にこれらを共有いただければ、
より迅速で的確な対応が可能になります。

「どこまで整理すればいいか分からない」

という場合も問題ありません。
まずは写真と現状の説明だけでも構いません。

一緒に状況を整理しながら、最適な修理方法を検討します。